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2025/11/20

「街一番のお医者さんへ〜その2〜」

様こんにちは!トヨタカローラ香川(株)善通寺インター店サービスエンジニアの向井です。
 
前回、私達の目指す『街一番のお医者さん』についてお話しさせていただきました。※なぜ街一番のお医者さんを目指すのか?理由については前回のブログで投稿してます。下記リンクより是非ご覧下さい!https://remolihu.jp/info/1959/今回はその後の『街一番のお医者さん』を目指した取り組みについてお話しさせていただきます!〜診る力を高める、学びの仕組み〜
整備士は、いま“診て、守る”プロフェッショナルへと進化しつつあります。クルマの電子化・安全装備の高度化が進むなか、ただ「直す」だけでなく、診る力=問診力と技術力の両方が求められる時代です。そのために、私たちが取り組んでいることがあります!
■ 実施したのは「学科+実技」のダブル試験今回、私たちの会社では社員向けにトヨタの認定試験1級レベルの学科試験を実施。整備士としての専門知識がどこまで定着しているかを、広い範囲で確認しました。また同時に、実技試験も実施。内容は以下の3つです 。
1.お客様対応に関する“問診”(ヒアリングスキル)2.点検結果の説明とアドバイス(コミュニケーション力)3.新機構に関する口頭質問(技術理解の深さ)このように、整備士に必要な「知っている」と「引き出せる」から、“診る力”を評価しました。
 
■ 学科試験の結果から見えた弱点学科試験の分析の結果、予防安全装置の分野において正答率が低い傾向が見られました。予防安全とは、たとえば…• 衝突回避ブレーキ• 車線逸脱警報• 先行車発進通知• ブラインドスポットモニターなど、事故を未然に防ぐ装備群のことです。これらは整備士にとって重要な知識であるだけでなく、お客様に正しく説明し、信頼を得るためのベースにもなります。
 
■ 再テストへ:自学自習で知識の底上げそこで私たちは、予防安全分野に絞った再テストを実施しました。あらためて知識を定着させるため、再テストまでの期間は個別の自学自習を推奨。• 対象者全員の理解度に合わせて復習範囲を設定• 自主的に学び合う環境づくりも各店舗のエンジニアリーダー協力の元サポートその結果、再テストでは対象者全員が100点満点中80点以上(合格基準70点)を達成しました。単に「点数が取れた」だけでなく、「なぜそれが必要なのか」「どう使われているのか」という背景理解が深まったことが、何よりの成果でした。
 
■ 知識は、問診力を支える「土台」今回の再テストは、あくまで学科=知識習得確認が目的でした。けれどこの知識があるからこそ、お客様の「最近なんか違和感があって…」という声に対して、原因を探る力や、安心につなげる言葉が生まれます。つまり、問診力の1つは知識のうえに成り立つ力なのです。
 
■ これからも、「診る力」をチーム全体で育てる私たちは、これからも整備士一人ひとりがクルマの進化とお客様の安心に応えられるまさに”街一番のお医者さん”へ近づけるよう、学び続け、成長し続ける環境を整えていきます。
 
株式会社レモリフ
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