新しい時代へ、私たち自身も進化しなければならない
「経営理念を作ろう」そう思い立ったのが2019年の頃でした。自動車業界は100年に一度の大変革期を迎え、トヨタ自動車を始めとした各自動車メーカーでも世界的なビジネスモデルの変革が始まっています。当社も、従前からの素晴らしい経営理念はあるものの、より時代に則した表現や考え方に進化しないといけないと同時に、私自らが考え紡ぎ直した言葉でなければ社員の皆にもステイクホルダーにも浸透していかないと感じていた頃でした。
生涯顧客創りを通して
「より豊かなモビリティライフ」と
「安全・安心・信頼」を提供し続け
地元に根差し応援される会社であり続ける。
お客様の生涯に渡って最適な提案をしていきたい。
レモリフに任せれば、安心してモビリティライフを楽しめる。
安心感とモビリティを軸としたワクワクドキドキ感。
自分よりも自分のことを考えて知っていて提案してくれる。
点でも線でもない、面のお付き合いをして お客様の人生のパートナーになりたい。
これは覚悟に近い。
このお客様と生涯付き合っていきたい、
自分たちがお客様に提供できる価値を
もっと多面的に増やしていかなければ、
この香川という土地で
お客様のモビリティライフのすべてを引き受けることはできない。
そんなお付き合いを実現するために、
私たちはお客様の声と共に変化し続けてまいります。
「経営理念を作ろう」そう思い立ったのが2019年の頃でした。自動車業界は100年に一度の大変革期を迎え、トヨタ自動車を始めとした各自動車メーカーでも世界的なビジネスモデルの変革が始まっています。当社も、従前からの素晴らしい経営理念はあるものの、より時代に則した表現や考え方に進化しないといけないと同時に、私自らが考え紡ぎ直した言葉でなければ社員の皆にもステイクホルダーにも浸透していかないと感じていた頃でした。
地域の皆様がこれから本当に困ることは何だろう、当社がより地域に根差し応援される会社であり続けるにはどうしたらよいだろう。企業理念が言葉だけの形骸的なものではなく、広く社員にも浸透し実践し体現できる組織にならないと創り出す意味はありません。最初に思ったことは「ニーズ(必要性)」ではなく「ウォンツ(能動性)」で 実現したい、ということです。より地域の皆様がワクワクしながら地方ならではの社会的課題が解決に向かうような在り方。そんなワクドキの中でこそ当社としての存在価値やお役立ちができる事は多々あるのではないか、と。
様々な時代の変化要因があり、未来がなかなか見通せない状況でも変わらないもの。それは昨今のコロナ渦でますます浮かび上がってきた「移動できる楽しさ」や「移動できる利便性」という移動そのものが提供できる価値にありました。同時に、当社独自のアンケートで驚きの発見がありました。四国在住者1000名に「移動に関するお困りごと・ニーズ」を調査した結果 一位だったのが「行きたいところがない」ということでした。単なる移動手段の提供だけではなく、移動の目的地作りと移動の楽しさ作り、この両面で 社会的解決をしていかないと地方は活性化しないと確信できた瞬間でした。
そしてその課題は、従来の自動車販売会社の顧客である「免許保有者」という範囲だけでは決して解決しないものです。たとえ免許を返納された方でも移動ウォンツがある限りは、その想いは気軽に叶えられるべきものです。個々人が個々人に合った移動手段の選択肢を複数持ち、安心・安全・便利にそのメリットを享受できる社会の実現を当社は目指してまいります。自動車業界では今後も数多くの変化点が訪れるでしょう。技術革新によるCASE/MaaSの発展、エネルギー問題による生活の在り方の変容、少子超高齢社会の到来、SDGsやカーボンニュートラルの実現。そんな環境変化のなかで、変わらず地元の皆様に喜んでいただける存在であり続けるため、挑戦し続けてまいります。是非、今後も変わらぬご愛顧と応援を賜りますようお願い申し上げます。